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介護施設の種類と仕事内容を徹底比較【2026年版】特養・老健・デイ・訪問介護・グループホームなど全11種類を解説


介護施設の種類と仕事内容——全11種類を徹底比較 夜勤有無・体力負担・給料水準・向いている人を一覧で比較。転職先選びの決め手に 特養・老健・有料老人ホーム・デイ・訪問介護・グループホーム・サ高住 etc.

📋 この記事でわかること

  • 介護施設11種類の仕事内容・特徴
  • 各施設の夜勤の有無・頻度
  • 体力的な負担の大きさ(重介護の有無)
  • 給料水準・収入の目安
  • 「こんな人に向いている」のポイント
  • 全施設の一覧比較表
  • 未経験者が始めやすい施設・経験者がキャリアアップしやすい施設

一口に「介護職」といっても、特別養護老人ホーム(特養)・デイサービス・訪問介護・グループホームなど、働く施設によって仕事内容・体力負担・夜勤の有無・給料水準が大きく異なります。

「転職に失敗した」「思っていた仕事と違った」という介護職の離職の多くは、施設形態の理解不足が原因です。この記事では全11種類の介護施設を徹底比較し、あなたに合った転職先選びに役立てていただきます。

目次

【一覧比較表】介護施設11種類を早見表でチェック

施設形態 夜勤 体力負担 給料水準 未経験◎ 特徴一言
特別養護老人ホーム(特養) あり(多い) 高め 幅広い介護技術が身につく
介護老人保健施設(老健) あり 中〜高 医療との連携・リハビリ
有料老人ホーム あり(選択可) 中〜高 教育制度が充実している施設多い
デイサービス(通所介護) なし 低〜中 低め 日勤のみ・夜勤なし
デイケア(通所リハビリ) なし 低〜中 リハビリ補助・医療施設併設
グループホーム あり(少ない) 低〜中 少人数・アットホーム・認知症ケア
訪問介護 なし △(資格必要) 1対1・個人の裁量
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) あり(少ない) 低〜中 自立度高い利用者・生活支援中心
ショートステイ あり 中〜高 利用者が頻繁に入れ替わる
介護医療院 あり 高め 医療ケアが多い・医師24時間常駐
ケアハウス(軽費老人ホーム) △(一般型はなし) 低め 自立度高い・生活援助中心

※給料水準・体力負担はあくまで傾向です。施設・法人によって大きく異なります。

① 特別養護老人ホーム(特養・介護老人福祉施設)——介護技術を極めたい人に

🏛️
特別養護老人ホーム(特養)
常に介護が必要な要介護3以上の高齢者が入居する公的施設

夜勤あり(多い)
体力負担:高
給料:高め(夜勤手当あり)
介護技術が幅広く身につく

特養は要介護3以上の高齢者が入居する公的な施設で、「入浴」「排せつ」「食事」「移乗」「レクリエーション」など介護職に必要な幅広いスキルを実践的に習得できます。

項目 内容
主な仕事 身体介護全般(入浴・排せつ・食事・移乗・更衣)、レクリエーション、看取りケア
夜勤 あり(月4〜8回程度・夜勤手当あり)
利用者の特徴 要介護3以上・重度の方が多い
給料 夜勤手当込みで他施設より高め
運営主体 社会福祉法人・地方自治体(公的施設)
種類 多床室型・従来型・ユニット型

こんな人におすすめ

  • 幅広い介護技術を本格的に身につけたい
  • 夜勤手当で収入を上げたい
  • 安定した公的施設で長く働きたい
  • 将来介護福祉士・ケアマネを目指している

こんな人には向かない

  • 夜勤ができない・体力に自信がない
  • 「看取り」の精神的負担が大きい方

② 介護老人保健施設(老健)——医療知識を身につけたい人に

🏥
介護老人保健施設(老健)
病院退院後の自宅復帰を目指す、リハビリ中心の施設

夜勤あり
体力負担:中
給料:中〜高
医療・リハビリとの連携

老健は病院退院後の高齢者が自宅復帰を目指してリハビリを受ける施設です(入居期間は原則3〜6か月)。医師・看護師・理学療法士・作業療法士などの医療系専門職と連携して働くため、医療的な知識・専門用語が自然に身につきます

項目 内容
主な仕事 身体介護・生活援助・リハビリ補助・医療スタッフとの連携
夜勤 あり(月4〜6回程度)
利用者の特徴 要介護1〜5・リハビリ目的で比較的元気な方も多い
給料 中〜高(夜勤手当あり)
特徴 利用者の入れ替わりが多い(在宅復帰または特養へ移行)

こんな人におすすめ

  • 医療系専門職と連携して働きたい
  • 医療用語・医療的ケアの知識を身につけたい
  • 特養より体力的な負担を抑えたい

こんな人には向かない

  • 利用者と長期的な関係を築きたい(入退所が多い)

③ 有料老人ホーム——教育制度が充実した職場で働きたい人に

🏠
有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)
大手企業運営が多く、教育・研修体制が充実している施設

夜勤あり(選択可)
体力負担:中
給料:中〜高
未経験◎

有料老人ホームは大手企業が運営していることも多く、研修制度・資格取得支援・福利厚生が充実している施設が多いです。特に「介護付き有料老人ホーム」は接遇スキルも求められ、接客・ホスピタリティ経験者が力を発揮しやすい職場です。

項目 内容
主な仕事(介護付き) 食事・入浴・排せつ・移乗介助・レクリエーション・生活支援
主な仕事(住宅型) 生活支援・見守り・安否確認(身体介護は外部サービス)
夜勤 介護付き:あり/住宅型:少ない場合も
利用者の特徴 要介護度は様々(比較的軽度〜重度まで)
給料 大手法人は手当・福利厚生が充実

こんな人におすすめ

  • 教育・研修体制が整った職場で働きたい
  • 接客・ホスピタリティ経験を活かしたい
  • 大手法人の安定した環境で働きたい
  • キャリアアップ支援制度がある職場を探している

④ デイサービス(通所介護)——夜勤なし・日勤のみで働きたい人に

☀️
デイサービス(通所介護)
日帰り通所施設。夜勤なし・土日休みも多い

夜勤なし
体力負担:低〜中
給料:低め
未経験◎・子育て中◎

デイサービスは高齢者が日中(9〜17時程度)通う施設で、食事・入浴・レクリエーション・体操などを提供します。夜勤がなく日勤のみのため、生活リズムが崩れにくく、未経験者・育児中の方・体力に不安がある方に人気の施設形態です。

項目 内容
主な仕事 食事介助・入浴介助・排せつ介助・レクリエーション・送迎・体操
夜勤 なし(一部「お泊りデイ」は夜勤あり)
利用者の特徴 要支援〜要介護の方が日帰りで通所
給料 夜勤がない分、入居型施設より低め
休日 土日休みの施設が多い

こんな人におすすめ

  • 夜勤ができない・したくない
  • 育児中・家族の介護があり生活リズムを乱したくない
  • 未経験から介護の基礎を学びたい
  • 土日休みを確保したい

こんな人には向かない

  • 夜勤手当で収入を上げたい
  • 「お泊りデイ」のある施設には注意(夜勤が発生する場合あり)

⑤ グループホーム(認知症対応型共同生活介護)——少人数・認知症ケアに専念したい人に

🏡
グループホーム
認知症高齢者が5〜9人で共同生活する施設

夜勤あり(少ない)
体力負担:低〜中
給料:中
認知症ケアのスキルが身につく

グループホームは認知症の要介護高齢者が少人数(1ユニット5〜9名)で共同生活する施設です。「一緒に料理を作る」「洗濯を手伝う」など日常生活を共にする感覚で働けるアットホームな環境が特徴で、利用者との信頼関係を深めながら働けます。

項目 内容
主な仕事 日常生活の支援(料理・洗濯・掃除・散歩・外出支援)・身体介護・認知症ケア
夜勤 あり(月2〜4回・1ユニット1人夜勤の場合が多い)
利用者の特徴 認知症を持つ要支援2以上の高齢者・少人数
給料 中程度(夜勤1人体制のことも多い)

こんな人におすすめ

  • 少人数でアットホームな環境で働きたい
  • 利用者と深い信頼関係を築きたい
  • 認知症ケアのスキルを身につけたい
  • 特養より夜勤を少なくしたい

こんな人には向かない

  • 夜勤を1人で担当することへの不安が大きい方
  • 認知症の方とのコミュニケーションが難しいと感じる方

⑥ 訪問介護——1対1・自分のペースで働きたい人に

🚗
訪問介護(ホームヘルパー)
利用者の自宅を訪問して介護・生活援助を行う

夜勤なし
体力負担:中
給料:中
△(初任者研修以上の資格が必要)

訪問介護は基本的に1対1で利用者の自宅を訪問して介護サービスを提供します。チームで動く施設系と異なり、個人の裁量が大きく、人間関係のわずらわしさが少ないのが特徴です。「施設の人間関係が辛い」「自分のペースで仕事をしたい」という方に人気があります。

項目 内容
主な仕事 身体介護(入浴・排せつ・食事)・生活援助(掃除・洗濯・買い物代行)
夜勤 原則なし(深夜訪問がある場合も)
資格要件 介護職員初任者研修以上が必要(生活援助は緩和あり)
利用者の特徴 自宅で生活する要支援〜要介護者
働き方 登録制ヘルパー・派遣・正社員・常勤ヘルパー

こんな人におすすめ

  • 施設の人間関係が苦手・1人で動く仕事がしたい
  • 自分のペースで仕事を進めたい
  • 空き時間に効率よく働きたい(登録制ヘルパー)
  • 利用者の自宅で生活を支える仕事がしたい

こんな人には向かない

  • 無資格(初任者研修以上の資格が必要)
  • 移動の多い働き方が苦手な方
  • 登録制は収入が不安定な点に注意

⑦ サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)——体力的な負担を抑えたい人に

🏘️
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
高齢者向けバリアフリー賃貸。安否確認・生活相談が主な業務

夜勤:少ない(施設による)
体力負担:低
給料:低〜中
未経験◎

サ高住の一般型は基本的に介護サービスは含まれず、主な業務は「安否確認」「生活相談」「生活援助」が中心です。自立度が高い入居者が多く、身体的な負担が少ない点が特徴です。ただし施設によっては介護サービスが付帯する「介護型サ高住」もあります。

項目 内容
主な仕事(一般型) 安否確認・生活相談・生活援助(一般型は介護不要な方が多い)
主な仕事(介護型) 身体介護・生活援助・訪問介護も兼務する場合あり
夜勤 少ない(施設によって異なる)
利用者の特徴 比較的自立した高齢者〜要介護者まで(施設による差が大きい)

こんな人におすすめ

  • 身体的な負担を抑えた介護の仕事をしたい
  • 未経験から無理なく介護の仕事を始めたい
  • 高齢者の話し相手・見守りが好き
⚠️ 注意点:「サ高住の業務範囲」「利用者の要介護度」「夜勤の有無」は施設によって大きく異なります。「一般型だと思って入ったら身体介護がメインだった」というミスマッチが多い施設形態です。応募前に担当者にしっかり確認しましょう。

⑧ デイケア(通所リハビリテーション)——日勤・医療系連携に興味がある人に

🏋️
デイケア(通所リハビリテーション)
リハビリ目的の通所施設。医療機関併設が多い

夜勤なし
体力負担:低
給料:低〜中
医療系スタッフと連携

デイケアはリハビリを目的とした日帰り通所施設です。介護老人保健施設・病院・診療所・介護医療院に併設されています。介護職の主な仕事は「身体介護」「送迎」「リハビリ補助」「健康状態の確認」。日勤のみで土日休みの施設も多く、大きな医療機関に併設されている場合は給与水準も高めです。

こんな人におすすめ

  • 日勤のみ・夜勤なしで働きたい
  • 医療系スタッフ(PT・OT・ST)と連携して働きたい
  • 体力的な負担を少なくしたい

⑨ ショートステイ——変化のある仕事で多くの利用者と関わりたい人に

📅
ショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)
短期間(最長30日)の宿泊型施設

夜勤あり
体力負担:中〜高
給料:中
多様な利用者と関わる

ショートステイは自宅で介護を受けている高齢者が短期間宿泊する施設です(最長30日)。利用者が頻繁に入れ替わるため、様々な状態・性格・要介護度の利用者と関われ、臨機応変な対応力が身につきます。特養や老健に併設されているケースが多いです。

こんな人におすすめ

  • ルーティンワークではなく変化のある仕事をしたい
  • 多様な利用者と関わり対応力を鍛えたい
  • 介護スキルの幅を広げたい経験者

⑩ 介護医療院——医療的ケアに専門性を高めたい人に

⚕️
介護医療院
医療的ケアが必要な要介護高齢者の長期療養施設

夜勤あり
体力負担:高
給料:高め
医師24時間常駐

介護医療院は医師・看護師が常駐し、たんの吸引・経管栄養などの医療的ケアも日常的に提供する施設です。老健よりも医療ニーズが高い利用者が多く、医師が24時間常駐しているため緊急対応の不安が少ないという安心感があります。

こんな人におすすめ

  • 医療的ケアの知識・スキルを深めたい
  • 夜勤手当で収入を上げたい
  • 緊急時に医師がいる安心感のある環境で働きたい

こんな人には向かない

  • 看取りの精神的負担が大きい方(看取りに対応する施設が多い)

⑪ ケアハウス(軽費老人ホームC型)——未経験者が介護に慣れるのに最適

🌿
ケアハウス(軽費老人ホームC型)
自立〜軽度の高齢者が生活する施設。介護負担が少ない

夜勤:一般型はなし
体力負担:低
給料:低め
未経験◎

ケアハウス(一般型)の利用者は自立度が高く、主な業務は「掃除」「洗濯」「食事の準備」などの生活援助が中心です。未経験者が介護の仕事に慣れる入口として最適な施設形態ですが、介護技術を磨きたい方や給料を上げたい方には物足りない場合もあります。

こんな人におすすめ

  • 未経験から介護の仕事を無理なく始めたい
  • 身体的な負担を最小限に抑えたい
  • 高齢者の日常生活を支えることにやりがいを感じる

状況別——自分に合った施設形態の選び方

あなたの状況・希望 おすすめ施設形態 理由
未経験から介護を始めたい デイサービス・有料老人ホーム(住宅型)・ケアハウス 体力負担が少なく教育体制が整っている施設が多い
夜勤なしで働きたい デイサービス・デイケア・訪問介護・サ高住(一般型) 日勤のみの施設形態
介護技術を本格的に磨きたい 特養・老健・介護医療院 重介護・医療的ケアが多く実践力が身につく
夜勤手当で収入を上げたい 特養・介護医療院 夜勤が多く手当で収入アップしやすい
医療系スタッフと連携したい 老健・デイケア・介護医療院 PT・OT・ST・医師・看護師と協働できる
少人数のアットホームな環境 グループホーム 1ユニット5〜9名で家庭的な雰囲気
1人で自由に動ける仕事がしたい 訪問介護 個人の裁量が大きく人間関係の煩わしさが少ない
長期的に利用者との関係を築きたい 特養・グループホーム・有料老人ホーム 入居型で長期的なケアが可能

よくある質問(FAQ)

Q. 夜勤を完全になくすには、どの施設形態を選べばいいですか?
A. デイサービス(通所介護)・デイケア(通所リハビリ)・訪問介護・サ高住(一般型)は原則夜勤がありません。ただしデイサービスでも「お泊りデイサービス」を提供している施設では夜勤が発生する場合があります。「夜勤なし」の条件を転職エージェントに伝えれば、該当する求人に絞って紹介してもらえます。
Q. 未経験から始めるなら、最初はどの施設がいいですか?
A. デイサービスが最もおすすめです。日勤のみで体力負担が少なく、食事・入浴・レクリエーションなど介護の基本業務をバランスよく経験できます。次いで有料老人ホーム(住宅型・一般型)もおすすめです。経験を積んだ後に特養や老健へのステップアップも可能です。
Q. 給料が高い施設はどこですか?
A. 夜勤のある特養・介護医療院・老健は夜勤手当の分、給料が高くなる傾向があります。また大手法人(ベネッセ・SOMPOケア・ツクイ等)が運営する有料老人ホームは基本給・福利厚生が充実しています。「月給30万円以上」「年収400万円以上」などの条件で転職エージェントに絞り込んでもらうのが効果的です。
Q. 体力に自信がなくても介護職で働けますか?
A. 施設形態を選べば体力的な負担を抑えた介護の仕事ができます。デイサービス・デイケア・サ高住(一般型)・ケアハウスは重介護が少なく比較的体力負担が低いです。また、ボディメカニクス(体への負担を減らす介護技術)を身につけることで、さらに負担を軽減できます。
Q. 特養と老健の違いは何ですか?
A. 最大の違いは「居住の目的」です。特養は原則終身入居で生活の場として提供される施設(要介護3以上が入居要件)。老健は病院退院後に自宅復帰を目指すリハビリ施設で、原則3〜6か月の入居です。特養は利用者との長期的な関係、老健は利用者の入れ替わりが多い点が仕事上の大きな違いです。

まとめ——施設形態選びが転職成功の鍵

介護職の転職でよくある「思っていた仕事と違った」「体力的に続かなかった」という失敗の多くは、施設形態の理解不足が原因です。

  • 夜勤なしで働きたい→デイサービス・デイケア・訪問介護
  • 介護技術を本格的に磨きたい→特養・老健・介護医療院
  • 未経験から始めたい→デイサービス・有料老人ホーム・ケアハウス
  • 少人数・アットホームな環境→グループホーム
  • 1人で自由に動きたい→訪問介護

転職エージェントに「どの施設形態が自分に合っているか相談したい」と伝えると、あなたの希望・スキル・生活スタイルに合った施設形態の求人を提案してもらえます。施設の内部情報(実際の残業時間・離職率・教育体制)も教えてもらえるため、一人で探すよりもミスマッチのリスクを大幅に減らせます。

※本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。各施設形態の仕事内容・夜勤有無・給料水準は施設・法人によって異なります。転職を検討する際は担当エージェントに詳細を確認してください。


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