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介護士の給料・年収はいくら?【2026年最新】施設別・資格別・年代別データと年収アップの方法を徹底解説


介護士の給料・年収——2026年最新データで徹底解説 厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」基準 平均月収33.8万円 | 平均年収約406万円 | 2026年6月に処遇改善臨時改定(+2.03%)

📋 この記事でわかること

  • 介護士の平均月収・年収・手取りの最新データ(令和6年度)
  • 施設形態別(特養・老健・デイサービス・訪問介護等)の給料の違い
  • 資格別(無資格・初任者研修・介護福祉士)の給料差
  • 勤続年数別・男女別・年代別の給料推移
  • 「介護士の給料が低い」と言われる理由
  • 2026年の処遇改善臨時改定で給料はどう変わるか
  • 年収を上げる7つの方法

「介護士は給料が安い」というイメージを持っている方は多いですが、実際のデータを見ると近年の処遇改善により状況は大きく変わりつつあります。厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、常勤介護職員の平均月収は338,200円(年収換算で約406万円)と過去最高水準に達しています。

この記事では、最新の統計データをもとに施設別・資格別・年代別の給料を詳しく解説し、さらに年収を上げるための具体的な方法を紹介します。

目次

介護士の平均給料・年収【2026年最新】

📊 介護士(常勤・月給制)の平均給与(令和6年度)
平均月収
33.8万円

平均年収(×12換算)
406万円

手取り(目安)
約27万円

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(介護職員等処遇改善加算取得事業所)

なお、常勤・非常勤別に見ると給与水準は大きく異なります。

勤務形態 平均月収 平均年収(×12換算)
月給制・常勤(正社員) 338,200円 約406万円
月給制・非常勤 196,060円 約235万円
時給制・常勤(フルタイム) 約240,000円(目安) 約288万円

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」P.126

💡 手取りの目安:月収33.8万円の場合、所得税・住民税約2.2万円、健康保険料約1.8万円、厚生年金約3.3万円、雇用保険等を差し引くと、手取りは約27万円前後が目安です(扶養・保険の加入状況によって変動)。

施設形態別の平均給料——どこが高い?

同じ「介護職」でも、働く施設によって給料水準は大きく異なります。夜勤手当の有無が特に大きな差を生みます。

施設形態 平均月収(常勤) 夜勤
介護老人福祉施設(特養) 約360,000円以上 あり
特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム等) 約360,000円以上 あり
介護老人保健施設(老健) 約350,000円前後 あり
訪問介護事業所 約310,000円前後 なし
通所介護事業所(デイサービス) 約294,440円 なし
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 約302,010円 少ない

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」P.134

💡 なぜ特養・老健・有料老人ホームは給料が高いのか:入居型施設は24時間対応のため夜勤が発生し、夜勤手当(1回あたり平均5,000〜8,000円程度)が上乗せされます。月4回夜勤をこなすだけで2〜3万円以上の上乗せになります。デイサービスは夜勤がない分、給料は低めになりますが、生活リズムは保ちやすいです。

資格別の平均給料——資格で年70万円以上の差がつく

介護職は保有資格によって給料に大きな差があります。無資格から介護福祉士になるだけで、月6万円以上・年70万円以上の差が生まれます。

資格 平均月収(常勤) 年収換算
無資格 約303,410円 約364万円
介護職員初任者研修修了 約303,000円〜310,000円 約364〜372万円
介護福祉士実務者研修修了 約320,000円前後 約384万円
介護福祉士 約365,020円 約438万円

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」P.161

✅ 資格取得が最も確実な年収アップ策:無資格から介護福祉士を取得するだけで月収が約6万円・年収で約74万円アップします。介護福祉士の資格手当は平均8,237円(月額)で、資格取得後の給与水準が全体的に上がります。

勤続年数別の平均給料——長く続けるほど上がる

勤続年数 平均月収 前年からの上昇額
1年目(勤続1〜1年11か月) 298,760円(1年目:230,310円) 約+26,000円
3年目 約316,000円 約+18,000円
5年目 331,010円
10年目 337,300円
15年目 約354,000円 約+15,000円
20年以上 382,520円

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」P.146・P.182

勤続1年から5年の伸び幅が特に大きいのは、実務経験3年+実務者研修で介護福祉士の受験資格を取得する職員が多いためです。資格取得のタイミングが最初の大きな給与アップの節目になります。

男女別・年代別の平均給料

区分 平均年収
男性・全体平均 約427万円(月収35.6万円)
女性・全体平均 約395万円(月収32.9万円)
男性・40代(ピーク) 約452万円
女性・40〜50代(ピーク) 約400〜410万円

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」

男女で約30万円の年収差があります。これは男性の方が正社員・夜勤ありで働く割合が高く、家族手当・住宅手当の支給を受けるケースが多いことが主な要因です。

「介護士の給料が安い」と言われる理由

理由① 介護報酬による価格規制

介護職の給料が上がりにくい根本的な理由は、介護サービスの価格が「介護報酬」として国に決められており、施設が自由に料金を上げられない点にあります。売上を自由に拡大できない構造のため、人件費の増加に限界があります。

理由② 他職種との比較

同じ医療福祉分野でも、看護師の平均年収は約462万円、理学療法士等は約435万円と、介護士(約406万円)より高い水準にあります。また、全産業平均(正社員)の約545万円(国税庁令和6年データ)と比べると約140万円の開きがあります。

理由③ 処遇改善の効果には施設差がある

国が導入した「介護職員等処遇改善加算」は給与底上げに効果を上げていますが、加算を十分に活用できていない小規模事業所も存在します。加算の取得状況は施設選びの重要なポイントです。

2026年の処遇改善——給料はさらに上がる

📢 2026年の介護職処遇改善スケジュール
2025年12月〜2026年5月 月額最大1.9万円の補助金(補正予算による)
2026年6月(予定) 介護報酬の臨時改定(+2.03%)——処遇改善部分の前倒し実施

出典:厚生労働省「令和6年度厚生労働省補正予算の概要」

過去10年で平均月収は約28万円から33.8万円へ、5万円以上上昇しています。2026年の臨時改定によりさらなる賃上げが見込まれており、今後も待遇改善は継続する方向です。

年収を上げる7つの方法

1
介護福祉士の資格を取得する

最も確実な方法。無資格→介護福祉士で年収が約74万円アップする実績があります。実務経験3年+実務者研修修了で受験資格を取得できます。

2
夜勤の回数を増やす

夜勤1回あたりの手当は平均5,000〜8,000円。月4回で月2〜3万円・年24〜36万円の上乗せ。体力と相談しながら調整しましょう。

3
給料水準の高い施設形態に転職する

デイサービス・グループホームから特養・老健・有料老人ホームに転職するだけで月2〜5万円の差が生まれる場合があります。転職エージェントで比較しましょう。

4
リーダー・主任などの管理職に昇進する

施設長の平均月収は約37万円と一般介護職より6万円高い(かいごGarden調査)。リーダー・フロア主任等への昇進も年収アップに直結します。

5
ケアマネジャーの資格を取得する

ケアマネジャーの平均月収は約37万円と一般介護職より約5万円高い。5年の実務経験があれば受験資格を得られます(介護福祉士の場合)。

6
処遇改善加算を積極取得している施設に転職する

「処遇改善加算(I)」を取得している施設は最も手厚い賃金改善が行われています。求人票や面接時に加算の取得状況を確認しましょう。

7
都市部・給与水準の高いエリアに移動する

地域別でも給料水準は異なります。東京・神奈川・大阪など都市部は地方より高い傾向があります。転職エージェントでエリアをまたいだ求人を比較してみましょう。

⚠️ 年収アップ転職の注意点:「基本給が高い」施設を選ぶだけでなく、「夜勤手当・資格手当・役職手当・処遇改善加算の配分方法」も必ず確認しましょう。見かけの月収が高くても夜勤が多すぎて体力的に続かないケースもあります。転職エージェントに「実際の平均月収を教えてほしい」と依頼すると正確な情報が得られます。

よくある質問(FAQ)

Q. 介護士で年収500万円は達成できますか?
A. 達成できます。介護福祉士の資格取得+リーダー・主任職への昇進+夜勤月4〜6回という組み合わせで年収500万円台は現実的です。さらにケアマネジャーや施設長クラスになると年収600〜700万円以上のケースもあります。転職エージェントに「年収500万円以上の求人」と条件指定して探すことも有効です。
Q. 介護福祉士の資格手当はいくらですか?
A. 施設によって異なりますが、平均は月額8,237円(厚生労働省調査)です。ただし、資格手当だけでなく資格保有者の基本給自体が高く設定されている施設も多く、実際の差は単純な手当額以上になることが多いです。
Q. 介護士の初任給はいくらですか?
A. 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、経験年数0年の介護職の所定内給与の平均は218,800円です。手当・ボーナスを加えると実際の月収はこれより高くなります。
Q. 2026年の処遇改善で給料はいくら上がりますか?
A. 2026年6月の介護報酬臨時改定(+2.03%)の処遇改善部分が反映されると、月数千円〜1万円程度の上昇が見込まれます。また2025年12月〜2026年5月の補助金(月最大1.9万円)を加えると、この期間は大幅な収入増になる事業所もあります。詳細は勤務先または転職希望先に確認しましょう。
Q. パート・アルバイトの介護士の時給はいくらですか?
A. 施設形態によって異なります。特養・老健などの入所施設では時給1,110円以上が多く、訪問介護は平均1,290円と最も高い水準です。介護福祉士の資格を持つパートは時給約1,612円と無資格(約1,330円)より高くなります(厚生労働省令和6年度データ)。

まとめ——介護士の給料は着実に上がっている

区分 平均月収 平均年収
常勤・全体平均 338,200円 約406万円
介護福祉士 約365,020円 約438万円
特養・老健(入所施設) 360,000円以上 約432万円以上
デイサービス 約294,440円 約353万円
勤続20年以上 382,520円 約459万円

過去10年で平均月収が5万円以上上昇しており、2026年も処遇改善が続く見通しです。「給料を上げたい」という場合は、①資格取得 ②夜勤の活用 ③給与水準の高い施設への転職の3つが最も効果的なアプローチです。

転職によって同じ介護職でも年収が50〜100万円以上アップするケースは珍しくありません。現在の給与に不満がある方は、一度介護転職エージェントに相談して現在の市場価値を確認してみることをおすすめします。

※本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。給与データは厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」「令和6年賃金構造基本統計調査」を基準としています。実際の給与は施設・地域・個人の資格・経験によって異なります。


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